「webエンジニアはオワコンなのだろうか?」
「そもそもオワコンといわれている理由を知りたい」
「webエンジニアはこれから先なくなる?」
インターネットを検索していると、IT業界は厳しいというような意見を目にすることが多いのではないでしょうか。
AIの出現により、コードを書くという作業に革命が起きたのは事実です。
しかし、Webエンジニアが不要になるとは考えにくいです。
この記事では、Webエンジニアであるみずがめが以下の内容を解説します。
- Webエンジニアがオワコンではない理由
- オワコンといわれる背景4選
- AIとの付き合い方2パターン
- 重宝されるエンジニアの4つのスキル
本記事を最後まで読むことで、Webエンジニアに未来があることが理解できるでしょう。
記事後半では、AI時代でも必要とされるエンジニアになるためのスキルを紹介します。気になったスキルから解説を読んでみてください。
Webエンジニアはオワコンではない理由
Webエンジニアはオワコンではなく、需要が伸びているのが現状です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタルの力によって業務を効率化することです。
リアルタイムで反映され、会社のパソコンにインストールする必要がないWebアプリがよく利用されます。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「DX動向2026」の7ページでは、1,001人以上在籍している大企業のDX取り組みは98.7%となっており、必須の状態です。
一方で中小企業ではDXに踏み切れないところが多いと報告されています。
9ページにある「取り組んでいない理由」というデータがあります。
101 人以上 300 人以下企業で「DXについて知識や情報が足りない」が最も多い69.9%を記録しています。
次に多いのが「実際にDXを導入して運用できる人がいない」で66.1%です。
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
つまり、需要はあるができるエンジニアがいないのが事実なのです。
Webエンジニアがオワコンといわれる背景4選
IT業界が厳しいといわれる理由は、おもに以下の4つです。
- AIによる業務効率化
- ノーコードの普及
- 安い案件が増えている
- 未経験エンジニアの参入が厳しい
それぞれ詳しく解説します。
1.AIによる業務効率化
AIの発展により、開発の仕事が減る可能性があると心配されています。
Webエンジニアはコードを書くことが仕事のため、接客業や製造業より早く淘汰されると考えられているのです。
2026年の段階では、ChatGPTやClaude codeが実際の開発現場で利用されており、単純なコードであれば人間よりミスが少ない状態です。要望書を読み込ませて対話で修正していけば、アプリの叩き台を作成できます。
決められたとおりにコーディングする仕事は徐々に減ってきているといえるでしょう。
しかし、エンジニアは依然として重要とされています。AIが指示以上のことをくみ取ってコーディングするのは不可能です。
また、開発者が最も開発しやすいコードを提案します。そのため、セキュリティが甘かったり、例外処理を考えるのが苦手です。
出力されたコードが正常に動かないこと(変数や数字が違うといったもの)もよくあります。また、別サービスとの連携は責任を持てるエンジニアの仕事です。
実際に動かしてみて、足りないところを特定し修正するのはエンジニアのため、オワコンになることはありません。
むしろ、質の高いプロンプト(AIに出す命令書)を作成するには、エンジニアが試行錯誤して作成するため、需要は高まると推測されます。
2.ノーコードの普及
ノーコードにより、簡単な案件が減っていることもよく議論されます。
開発経験がない人でもアプリが作成できるため、技術者が淘汰されるという考えです。
社内で使う業務効率アプリ程度であれば、信頼できるノーコードサービスで対応可能です。
しかし、アプリのボタンが正常に動かない、白画面になってしまうなどのトラブルが発生したとき、自力で対応しないといけません。
また、サービスの仕様が変わったり、サーバーが停止したときの対応も必要です。
実際のところ、ノーコードアプリを導入しても、会社で安定して使い続けるにはWebエンジニアによる保守・運用は必須になります。
そのため、Webエンジニアはノーコードが普及しても必要となる人財です。
3.安い案件が増えている
副業やフリーランス向けの案件で、安い案件が多く見られることもオワコン説の根拠として扱われます。
クラウドソーシングサイト(インターネットで受注者と発注者をつなげるサービス)の発展により、ある程度の知識とノウハウがあれば可能な仕事を企業が外注しやすくなりました。
2016年あたりは利用者が少ないこともあって、比較的高額な案件もありました。
しかし、2026年では多くの人が利用しているため、価格競争に巻き込まれやすいことが低単価を加速させています。
報酬が上がりにくい状態のため、オワコンと呼ばれるのです。
ただ、エンジニアの需要がなくなったのではなく、クラウドソーシングに公開された案件に仕事がほしいという人が集中したことによる結果のため、オワコンとは関係ありません。
プラットフォーム内での需要と供給のバランス問題ですよ!
4.未経験エンジニアの参入が厳しい
実務経験がないエンジニアが最初の案件を獲得しにくいこともマイナスイメージを持つ理由です。
2016年あたりは未経験であっても、プログラミングの基礎知識があれば企業から対応してほしいというケースもありました。
しかし、2026年ではスクールや教材の充実で、実務経験がなくても最低限の知識がある人はたくさん増えています。
学習を終えた未経験者は実績作りで難易度の低い案件に応募します。
アピールできる要素が少ない状態でたくさんの応募者の中から選ばれる必要があり、最初の案件を受注するのはとても困難になりました。
さらに、AIが普及した現代では、サービスを開発したことがない人に依頼するより、スクリプト通りに出力してくれるシステムを活用するほうが手間がかからないと考える企業も多くあります。
参入障壁の高さが、仕事につながらないイメージを作り上げているといえます。
経験が少ない状態でもAIをコントロールして納品する高いスキルが求められている現象です。
Webエンジニア全体の需要がなくなったのではなく、経験のない人が参入するのが難しくなったと考えてください。
Webエンジニアがオワコンではなく需要が拡大する
IT業界の技術者は今後必要とされるでしょう。
理由は以下の2つです。
- 開発能力の拡張
- 保守運用業務の需要拡大
それぞれ詳しく解説します。
1.開発能力の拡張
AIの登場により、1人で開発できる量が圧倒的に増えました。
方針を固めてAIと対話しながらコードを生成すれば、実装に3時間かかる機能も1時間以内でできます。
フレームワークやライブラリの確認時間と問題の修正作業をAIが肩代わりしてくれるためです。
人間は、何を実装・改善すべきか考えて命令を出すことに集中できます。
そのため、短期間でサービスを納品したり、比較的大規模なアプリを作成したりなど個人の実務能力が拡張されます。
AIとともに新しいステージにいける業種です。
2.保守運用業務の需要拡大
どのようなAIをフルに使って開発したサービスでもノーコードアプリでも、人間によるチェック作業は必須です。
たとえば、2026年にはAIがエラーを検知してコードを修正してくれる機能が注目を集めています。
Amazonでは自動修復のガイダンスが掲載されており、これからの開発現場で利用されると推測されます。
サービスのチェックやメンテナンスもAIによってかなり負担が軽減するでしょう。
しかし、人間は必ずチェックする必要があります。自動修正から公開まで完全自動化にしてしまうと、悪用される可能性があるのです。
たとえば、わざとエラーログを出させて「このエラーにはこのコードを追加しなさい」と誘導する手法です。これを回避するには、エンジニアが目視で確認する必要があります。
どれだけシステムが発展して自動化が進んでもエンジニアの需要はなくなりません。
むしろ、Webアプリの需要拡大とともに保守・管理ができる人が求められているため、将来性はあるといえるでしょう
Webエンジニアのオワコン説に負けないスキルを獲得する
Webエンジニアは、以下のスキルが高いと貴重な人材として扱われます。
- 計画と管轄の理解力
- コミュニケーション能力
- マーケティング能力
- 環境への適応力
それぞれのスキル詳細を確認し、現場で意識しながら経験を積むといいでしょう。
1.計画と管轄の理解力
計画と管轄を理解する能力は、エンジニアとして必須の能力です。
組織の方針を理解できないと、現場に迷惑をかけてしまいます。
とくに現場慣れしていないエンジニアに多く、計画を正確に把握できないと時間と労力の損失になるため、評価に影響します。
最低でも以下の3つははっきりさせておきましょう。
- 誰が担当するか
- 何を実装するか
- いつまでに完了させるか
- 問題は誰に報告すべきか
- 誰に作ったものを提出するのか
- 合格のラインはなにか
これらを押さえておくことで、与えられたことをしっかりこなせる人財として覚えてもらえます。
メモをとって、担当をはっきりさせておきましょう。
2.コミュニケーション能力
企業内での開発では、必ずミーティングがあります。
その際に、責任者や担当者、メンバーの意見や現状を把握して、貢献できるような意見が必要です。
たとえば、責任者が「Aという機能の開発をお願いしたい」といいました。他のメンバーはあまりよい反応を返せていません。
指示が曖昧でほかのエンジニアが指摘しにくい状況なら「Aという機能について詳しく教えてください」と一言発言するだけでミーティングが進むでしょう。
また、解釈違いを修正できる能力も責任者を安心させます。
「〇〇という解釈であっていますか」と聞くだけでブレなくなるため、理解が難しい内容については勇気を出して発言してみてください。
もし、経験があったり、できるという確証があるなら「私が担当します」と発言するだけ自分の役割が確定して仕事に集中できます。
コミュニケーション能力が高い人物はチームで重宝されるため、
3.マーケティング能力
・マーケティングの観点は、企画書や計画書を深く理解するのに役立ちます。
誰が利用するのか、どんな機能を必要としているのかがイメージできるため、開発するサービスの全体像はもちろん、大まかな作業工程がわかるのです。
また、複数の機能を実装する場合、予算、利用者の観点から、優先順位をつけられます。責任者やチームリーダーの意見の意図を汲み取ることも可能です。
もし、利用者の立場になったら何を最も必要とするか、という観点で考えてみてください。
4.環境への適応力
新しいものになれる適応能力は重要です。
ITの世界は変化がめざましく、新しいバージョンが発表され、検証が終わったので修正することになった(仕様変更の対応でAPIなどが有名)ということもあります。
また、上層部の決定でチーム内の連絡ツールを変えることもあります。
Webエンジニアは、ツールやシステムの変更時に、慌てず対応できる能力が求められるのです。
連絡ツール移行の場合、導入担当者が誰なのか確認しておきましょう。


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