「作りたいものがない」
「とりあえず作りはじめればいいのかな?」
大学の卒業課題やアプリを開発してみたいと考えている人には、このような疑問があるでしょう。
大手プログラミングスクールでは、興味があるものを作るべきと紹介しています。
しかし、何に興味があるのか自分でもわからない人の方が多いのではないでしょうか。
本記事では、JavaでWebアプリの開発経験があるみずがめが、以下の内容を紹介します。
- 個人開発で作りたいものがないと挫折する理由
- Webアプリの基本情報
- Webアプリを開発する5つの目的
- あまり経験がない人におすすめする開発目的
作りたいものがない人は、アプリを開発する目的を考えましょう。ゴールを決めれば挫折する可能性が低くなります。
本記事を参考に、Webアプリの開発にチャレンジしましょう。
なお、転職保証付きプログラミングスクール DMM WEBCAMPでは、エンジニア転職に特化したコースがあります。知識0の状態から開発まで専門家がサポートしてくれるため、明確な目的を伝えれば適切なアドバイスがもらえるでしょう。
受講者の不安に寄り添ってサポートしてくれるため、独学より安心感があります。
また、24時間質問に答えてくれるアプリも利用できるため、疑問点はすぐ相談可能です。
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個人開発で作りたいものがないと失敗する理由
個人でWebアプリを開発する場合、ゴールを決めないと挫折します。
理由は以下のとおりです。
目的がないと失敗する理由 | 失敗する詳細 |
---|---|
開発に必要な期間が明確にならない | 開発が終わらないクリア条件がないゲームを延々とやるようなもの |
絶対に必要な機能がわからない | 便利だと思う機能を詰め込んでしまいがち処理に時間がかかる不便なアプリになる |
改善点が明確にならない | 多少不便でも気にならないデザインや仕組みを妥協してしまう |
サービスを完成させるには目的を明確にするのがコツです。目標が決まれば、ノウハウが多少足りなくても開発できます。
Webアプリとは
Webアプリとは、インターネットを通じて提供されるサービスの一種です。Webサイトと違いユーザー側も操作できるため、ホームページより開発工程は増えます。スマホやパソコンから使用できるように制作するため、幅広い知識が必要です。
Webアプリケーションの代表例は以下のとおりです。
- Googleメール
- Youtube
Webアプリはクライアントも情報を書き換えられるサービスといえます。
個人開発で作りたいものがない人は目的を決めよう!5つの候補を紹介
自分が何に興味があるのかわからない人は、アプリを開発する目的を決めましょう。ゴールさえ決めてしまえば、作業はスタートできます。知らない機能や仕組みは調べていけばOKです。
個人でアプリを開発する場合、目的は以下の5つに分類されます。
開発する目的 | アプリの具体的な開発方法 |
---|---|
転職用のポートフォリオとして利用 | 企業のアプリをアイデアの参考にする |
学んだことをアウトプット | 参考書や学習サイトの課題を参考にする |
副収入を得る | 企業または有益を得ているアプリを参考にする |
自分の生活を快適にする | 日常の不満点からヒントをもらい開発する |
知人の悩みを改善する | 知人の悩みからアプリの方向性を決める |
それぞれ詳しく説明します。
目的1.転職用のポートフォリオとして利用するため
ポートフォリオ制作を目的にすると、開発しやすくなります。必要な機能が限定できるからです。
デザインに力を入れている会社ならデザイン、サーバー管理が有名な法人ならサーバー周りのシステム、など勉強する内容が狭くなります。システムをより深く理解するために時間が割けるのです。
勉強する範囲を絞って開発したいなら、ポートフォリオとして利用するために制作しましょう。
転職用のポートフォリオとして活用するとき、押さえておくポイントは以下のとおりです。
押さえておくべきポイント | 押さえておくべきポイントの詳細 |
---|---|
制作難易度は少し高め | 機能が特定できる代わりに、深い理解が必要 |
需要があるアプリのヒントが豊富 | 企業は複数のアプリをリリースしているため1社がリリースしているアプリは最低でも3つくらいある |
制作期間は3か月以上かかる | 企業は常に新しい技術を取り入れている必要な機能を調べるのに1か月以上かかる |
制作に費やした時間が無駄にならない | アプリが完成しなくても、努力した証として評価してもらえる |
複雑な仕組みが実装できなくても、実績として企業にアピールできます。最低限アプリが動けば無駄な労力になりません。
目的2.学んだことをアウトプットするため
学んだ内容をアウトプットするのが目的なら、気持ちにゆとりが持てます。制作に必要な要素をすべて自分で決められるため、プレッシャーがありません。
知識のアウトプットを目的とした場合、押さえておくポイントは以下のとおりです。
押さえておくべきポイント | 押さえておくべきポイントの詳細 |
---|---|
自分で難易度が決められる | 何を実装するかによって難易度が決まる |
参考にするアプリを探す必要あり | 参考書や学習サイトに例題がない場合、自分で似た機能を探す必要あり |
制作期間は1週間未満が多い | 機能ごとに取り組むため、1回の制作期間は短め |
復習が目的の開発は、自分のリズムで作業したい人向けです。
なお、試験的にアプリを制作する方法は、現場でも行います。作ったデータを残しておけば以降の開発に転用できるためおすすめです。
小さい目的を達成する感覚が理解できます!
目的3.副収入を得るため
副収入を得るのが目的なら、アプリ以外のノウハウが必要です。Webアプリは開発しただけでは、誰もアクセスできません。ネット上に公開する必要があります。
どこからでもアクセスできるようにするには、サーバーの契約や設定が必要です。アップデートやエラーの修正は自分で行います。
また、1年以上運用しなければ収益は見込めません。安全に長期間運用するにはセキュリティについて勉強する必要があります。
企業に務められるノウハウを身に付けてから、取り組んでみましょう。
副収入を目的とした場合、押さえておくポイントは以下のとおりです。
押さえておくべきポイント | 押さえておくべきポイントの詳細 |
---|---|
制作難易度は高い | 1人で企業クラスの技術が必要 |
参考にするアプリを探す必要あり | ユーザーに利用されているアプリを特定する必要あり |
自分でニーズ調査する | どんな人が使っているのか調査する必要あり |
制作期間は3か月以上かかる | ユーザーの反応を見ながら試行錯誤するため、完成に時間がかかる |
アップデートが必要 | 自分でリリースした場合、長く利用してもらうため修正が必要 |
サーバーとセキュリティの勉強は難易度が高めです。確実に習得したいならスクールを検討してください。
なお、DMM WEBCAMPでは、Webアプリの開発に特化したコースがあります。知識0の状態からリリースまで専門家がサポートしてくれるため、明確な目的を伝えれば適切なアドバイスがもらえるでしょう。
開発できたら、アプリを知ってもらうマーケティング知識が必要です。
目的4.自分の生活を快適にするため
自分の生活環境を快適にするのが目的なら、身の回りをよく観察しましょう。必ず不満に感じることが見つかるはずです。
見つかった不満点をアプリで解消できないか考えてみましょう。少し軽減するレベルで十分です。
方針が決まったら、ネットに似たアプリがないか調べます。見つけたアプリを参考に開発しましょう。
不満を解消する目的で開発する場合、観察力と検索能力が重要です。
自分のために開発する場合、押さえておくポイントは以下のとおりです。
押さえておくべきポイント | 押さえておくべきポイントの詳細 |
---|---|
制作難易度低め | 部分的に開発できる |
デザインを省略できる | 使い手のために簡単に操作できる機能が必要ない |
制作期間は1か月程度 | 開発するごとに下調べが必要 |
意識して生活すれば、開発するべきアプリが見えてくるでしょう。
目的5.知人の悩みを改善するため
知り合いの悩みを解決するのが目的なら、ヒアリングする能力は必須です。
対面で悩みを聞いてニーズを深堀し、具体的に提案します。提案する内容の完成度は3割程度でOKです。相手と一緒にアプリの企画書を作っていきましょう。お互い満足いくレベルまで意見がまとまったら作業に取り掛かります。
対面でのアプリ開発は、経験が浅いと苦労する反面、得られる経験は貴重です。開発者として最も成長しやすい方法といえます。
意見は相手、技術は自分が担当します!
人の悩み解決を目的とする場合、押さえておくポイントは以下のとおりです。
押さえておくべきポイント | 押さえておくべきポイントの詳細 |
---|---|
制作難易度高い | 少しでも不便があると指摘される |
知人の悩みをヒアリングする必要あり | 何に悩んでいるのか特定する必要あり |
制作期間は3か月以上 | 試行錯誤するため期間が必要 |
制作期間を半年以上に設定してヒアリングするといいでしょう。
開発に成功すれば転職用ポートフォリオにも転用できます!
個人開発で作りたいものがない人はポートフォリオ作成がおすすめ!
ポートフォリオ作成をおすすめする理由は以下のとおりです。
- 他人の目線を意識して開発できる
- 他人の目線を意識して開発できる
- 実践的なノウハウが手に入る
- 以降の開発が楽になる
それぞれ詳しく説明します。
理由1.他人の目線を意識して開発できる
ポートフォリオ作りを目的とした場合、ユーザーの悩みを意識したアプリの開発が体験できます。
企業は、ある一定以上のニーズがあるアプリを開発しなくては経営を維持できません。そのため、企業の求人サイトや公式サイトを参考に開発すると、需要があるアプリを開発できるのです。
開発に慣れていない人が正確に市場調査して形に落とし込むのは、かなり厳しいといえます。
企業がリリースしたサービスをまねして開発すれば、需要のあるWebアプリの開発方法が経験できるでしょう。
理由2.開発したアプリの比較ができる
企業を参考にすると開発の方向性が明確になります。公式サイトには参考になるアプリの情報が公開されており、自分の方向性が逸れていないか比較できるからです。
また、企業のアプリを使用すれば、開発に取り掛かる前に必要な機能がピックアップできます。途中で調べる手間が省けるため、開発期間が1か月ほど短縮可能です。
転職を意識した作品の制作は、あまり開発経験がない人に適しています。
理由3.実践的なノウハウが手に入る
企業は実装するべき機能を妥協しません。ユーザーの満足度が下がると大きな損失になるからです。
そのため、実装に手間のかかる機能を省略せずアプリに取り入れます。特に、デザインは会社のイメージが決まるため、趣味で制作したアプリより精密です。
法人のアプリを参考にすると個人では取り組まない細やかな開発ができます。
会社が注力する代表的な機能は以下のとおりです。
企業が実装する機能 | 行う機能の詳細 |
レスポンシブデザイン | デバイスによってレイアウトを変える |
ツールチップ | カーソルを合わせると注釈が表示される |
データ量の圧縮 | アプリの動作を速くするため、データ量を減らす |
ポートフォリオ作成を目的に開発を進めると、繊細な開発が可能です。
理由4.以降の開発が楽になる
ポートフォリオの作成を経験すると、これからの開発が楽になります。1度でも経験すれば開発工程の全体像が見えてくるからです。
とくに、厳密な市場調査をしないアプリの開発は簡単になります。不便を解消するアプリや動作確認で立ち上げたプロジェクトなどは、数時間から2日くらいで開発できるようになるでしょう。
どの目的に決めるか悩んでいるなら、ポートフォリオ制作に取り組んでみてください。
とはいえ、個人でアプリ開発を進めると不安が付きまといます。
やり方や方向性が合っているのか、不安になることもあるでしょう。
そこで、おすすめなのがDMM WEBCAMPです。
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