「Webエンジニアが勉強するべき言語は?」
「Webアプリも担当する部門によって言語が違うの?」
Web開発に興味がある人には、どの言語から勉強すればいいのかわからない人も多いでしょう。
実は、Webアプリの開発は2つの役割から成り立っており、使う言語が違います。最低でも2つ習得しないとWeb開発はできません。
本記事では、JavaでWeb開発の経験がある私が、以下の内容を紹介します。
- Web開発で使う言語と役割
- サーバーサイドの言語
- クライアントサイドの言語
- 初心者におすすめの言語
Web開発は適切な言語を選べば、6ヵ月でアプリを製作できるようになります。
本記事を参考に、仕事でつかえるプログラミング言語を習得しましょう。
Webアプリ開発で使われる言語の区分と役割

Webアプリ開発とは、Webで動作するアプリケーションを開発することです。
開発に使われる言語は、役割によって2種類に分けられます。
- サーバーサイド
- クライアントサイド
それぞれ詳しく説明します。
サーバーサイド|Webアプリ開発の裏方
サーバーサイドとは、サービスを提供する裏方を指します。
サーバー側の処理は以下のとおりです。
- ユーザーから送られてきた情報を受け取る
- プログラムにより必要な処理をする
- ユーザーに必要な情報を返す
お問い合わせプラットフォームやECサイトの購入履歴などの機能を、裏側で支えています。
ユーザーの行動に合わせて返す情報を決めるのがサーバーサイドです。

なお、サーバーサイドで使われる言語は、処理に特化したサーバー機器のなかで動作しています!
クライアントサイド|Webアプリ開発の顔
クライアントサイドとは、画面に表示する仕組みを指します。
編集できる情報は以下のとおりです。
- リストの作成
- 表の作成
- 文字や画像の配置
- 文字や背景の色
ユーザーのもとに、情報をデコレーションして届けるのがクライアントサイドの役目です。
処理の流れ
Webアプリ開発ではサーバーサイド、クライアントサイドの2つが協力して動いています。
Webアプリの処理の流れは以下のとおりです。クライアントサイドはホームページ、サーバーサイドはサーバーで説明します。
- ユーザーがホームページに個人情報を入力
- サーバーでデータ処理し保存
- サーバーから必要な情報をホームページへ送る
パソコンが提供する情報は、人間だとわからない文字の羅列や番号のかたまりです。ユーザーのデバイスやブラウザで、人にわかる言葉に翻訳します。
Web系のアプリはサーバーサイドとクライアントサイド、2種類の言語習得が必須です。
Webアプリ開発でサーバーサイドに使われる代表的な言語5選

サーバーサイドで使われる代表的な言語は以下の5つです。
開発言語 | 開発規模 |
---|---|
Python | 小~中規模向き |
Java | 大規模向き |
PHP | 小~中規模向き |
Ruby | 小~中規模向き |
Go | 大規模向き |
それぞれ説明します。
Python
Pythonはコードの読みやすさと使いやすさをコンセプトに作られました。
Webアプリ開発に使われる理由は以下のとおりです。
- Webアプリ開発に特化したフレームワークが複数存在する
- フレームワークだけで簡単なWebアプリができる
- コードがシンプルなためチーム開発に向いている
有名なフレームワークは「Django」と「Flask」です。「Django」は大規模開発、「Flask」は小規模開発に向いています。
エンジニアとして働きたい人は習得しましょう。
Java
Javaは、「どんなマシンでも同じく動作する」をコンセプト作られました。
Webアプリ開発に使われる理由は以下のとおりです。
理由 | 詳細 |
---|---|
Webアプリの仕組みがわかりやすい | Javaでサーバーを動かすソフト「apache tomcat」がある。 仕組みがシンプルで使いやすくWebアプリの仕組みを知るのに最適。 |
フレームワークなしでも簡単なWebアプリが作れる | 動作確認レベルならフレームワークは不要 |
処理速度が速く、大規模開発向き | 情報量が多くなっても処理落ちしない |
開発するツールが豊富 | 低スペックパソコンで動くフレームワークが豊富 |
開発されたアプリは動作する環境を選ばない | 「Windows」「Mac」「Linux」どのOSでも同じように動く。 |
セキュリティが堅牢 | アップデートが頻繁 |
大規模なWebエンジニアを目指す人には必須の言語です。
PHP
PHPは、アニメーションを入れるために使われます。
Webアプリ開発に使われる理由は以下のとおりです。
- 2017年以降リリースされたPHPはWebアプリ全般の開発をカバーしている
- 閲覧者や時間ごとに表示する情報を自動で変更できる
- 影響を受けたJavaのコードが利用できる
- ECサイトでよく使われる
ホームページを専門的に制作したい人に向いています。

Javaと互換性があるため、Java開発者と合同開発できます。
Ruby
Rubyは楽しむをコンセプトに開発されました。
Webアプリ開発に使われる理由は以下のとおりです。
- Webアプリ開発に特化したフレームワークがある
- 簡単にスマホアプリが作れる※1
- 公式サイトが日本語
Webアプリのフレームワークで有名なのは「Ruby on Rails」です。「Ruby on Rails」は仕組みがシンプルでわかりやすいため、別言語で挫折した人でも取り組みやすくなっています。
他の言語が難しいなら取り組んでみましょう。
※1 スマホアプリはWebにつながれていることが前提のものがたくさんあります。
Go
Goは、「高度で複雑な開発でもコードが増えない言語」をコンセプトに開発されました。

エンジニアの悩みを解決するため開発された言語がGoです!
web開発に使われる理由は以下のとおりです。
- Pythonの10倍近いスピードが出る
- 若い言語だけど将来性あり※1
これからエンジニアを目指す人は取り組んでみる価値があります。
※1 参照:HackerRank’s 2020 Developer Skills Reportの14ページ
Webアプリ開発でクライアントサイドに使われる代表的な言語5選

クライアントサイドで使われる代表的な言語は以下の5つです。
言語 | 特徴 |
HTML | ただの文字に意味を持たせる |
CSS | レイアウトに使う |
SCSS | CSSより短いコード |
JavaScript | 表示されたサイト動きを付ける |
TypeScript | JavaScriptの発展形 |
それぞれ詳しく解説します。
HTML
HTMLは文字に意味を持たせる言語です。パソコンは機械の言葉と人の言葉を区別できません。
そのため、タグを使い文を囲って人の言葉と認識させます。
代表的なタグは以下のとおりです。
タグ | 意味 |
---|---|
<p>~</p> | 段落 |
<img> | 画像 |
<strong>~</strong> | 太字 |
<br> | 開業 |
<p>と</p>で囲まれた部分は段落としてパソコンに認識されます。<img>は単独で使えるタグです。<img scr=○○>と元の画像を指定して利用します。
HTMLは文に意味を持たせパソコンに知らせる言語です。
CSS
CSSはHTMLとセットで使われる言語です。HTMLで意味づけされた文や画像を装飾してデザインを決めます。
代表的なコードは以下の通りです。
例 | 意味 |
---|---|
color | 文字の色 |
font-size | 文字の大きさ |
background-image | 背景画像 |
複数変更するならスタイルシートを使います。スタイルシートとはCSS専用のファイルです。HTMLでCSSファイルを読み込むと使えます。
CSSはサイトのデザインを決める言語です。
SCSS
SCSSはCSSを発展させた言語です。CSSより少ないコードで機能します。
特徴は以下のとおりです。
- {}で区切らなくていい※1
- コードが少ないためミスが減る
CSSでは管理が厳しい開発に使います。
※1 CSSでは{}を頻繁に使います。

CSSでは、{}を忘れてエラーになることも…!
JavaScript
JavaScriptはホームページで動きを付ける言語です。Javaとは別物なので注意してください。
サーバーサイドの助けなしでアニメーションが作れます。関数やアルゴリズムの知識がなくても、動きのあるホームページが作成可能です。

Web開発は難しいけどホームページは作ってみたい人におすすめの言語です!
JavaScriptは、Webデザイナーを目指すなら身に付けるべき言語です。
TypeScript
TypeScriptはJavaScriptを改良した言語です。2012年にMicrosoft社がリリースしました。
データの型をあらかじめ定義できるため、処理中にエラーが起きません。
原因不明のエラーを回避できるのがTypeScriptです。
パソコンでは、数字や文字を扱う前に情報を入れておく箱=変数を決めます。入れる情報に合わせて変数の性質を定義しなければなりません。性質の定義を型といいます。たとえば、「0ならint」「0.5ならfloat」です。
Webアプリ開発初心者におすすめの言語

初心者におすすめの言語は以下のとおりです。
- サーバーサイドのおすすめ言語
- クライアントサイドのおすすめ言語
それぞれ説明します。
サーバーサイドのおすすめ言語|Python
サーバーサイドのおすすめ言語はPythonです。
Webアプリのフレームワーク「Django」と「Flask」はシンプルで使いやすく、公式サイトに詳しい解説が載っています。
開発で躓いてもネット上に解決策がたくさんあるため、挫折しづらい言語です。
初心者はPythonからはじめるといいでしょう。

需要があるため、Javaもおすすめですよ!
クライアントサイドのおすすめ言語|HTMLとCSS
クライアントサイドのおすすめ言語はHTMLとCSSです。
最もベースになるマークアップ言語でネット上に必要な情報がほとんど転がっています。複雑な処理がないため、パソコンに正確な命令を出す練習にもなります。

パソコンは半角スペースと全角スペースの違いでもエラーを出す気難しい友達です!
迷ったらとりあえずHTMLとCSSを選びましょう。慣れてきたらTypeScriptに取り組んでください。
ぜひこの機会に、Web開発にチャレンジしましょう!
とはいえ、Web開発は2種類以上の言語を組み合わせて作成するため、独学では難しいと感じる方も感多いのではないでしょうか。
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