DockerをWindowsにインストールする方法7STEP!具体的なコードも紹介

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「DockerをWindowsにインストールする方法を知りたい」

「具体的な使用方法を知りたい」

Dockerを使ってアプリ開発をしようと考えている人は、導入方法について調べているのではないでしょうか。

Windowsパソコンに入れる場合は比較的簡単です。Windows10と11では違いがほとんどないため、昔のパソコンにDockerを入れて練習することも可能です。

しかし、インストールするまでの工程が多いため、段階を踏んで進めていく必要があります。

そこで、本記事ではJavaで開発経験のあるみずがめが、以下の内容を紹介します。

  • インストール前に知っておきたい2つのこと
  • Dockerのインストール方法7STEP
  • 実践でよく使う操作5種類

この記事を最後まで読むことで、Dockerをスムーズにインストールするためのノウハウが習得できます。

記事後半では、貼り付けて実行できるコマンドを掲載しているため、ぜひご活用ください。

DockerをWindowsパソコンへスムーズに入れるためには、事前に知っておくべきことがあります。

以下の2つを知っておきましょう。

  1. 個人利用なら無料
  2. ほとんどのパソコンに対応

要求されるパソコンスペックは高くありませんが、確認しておくとスムーズにインストールできます。

1.個人利用なら無料

Dockerは、個人で利用するなら無料です。開発に必要な機能すべてを使うことができます。

無料プラン(Personal)のスペックは以下のとおりです。

無料プランのPersonalでできること個人開発では無料プランで十分な理由
コンテナの設計図を作って操作できる
コンテナを複数動かせる(上級者向け)
開発するのに必要な機能がすべて使える
作ったアプリを共有できるDocker Hub にデータを保存する経験が無料で積める
セキュリティの初期機能が設定できるDocker Scout といった最低限の脆弱性チェック機能が使える

コンテナとは、アプリとそれを稼働させるために必要なデータを入れる箱とイメージしてください。無料プランでもコンテナに関係する機能はフルで使えます。

Docker Hubとは、開発したアプリのデータと環境(バージョンやライブラリ)をセットでアップロード・ダウンロードできるサービスです。

アップロードすると、動いたときのアプリと関係するデータを丸々相手に引き継げます。ダウンロードでは作った人の環境がセットで渡されるため、条件をそろえる手間が省けるシステムです。

みずがめ
みずがめ

無料プランでは6時間で200pull(200回ダウンロード)という上限がありますが、個人開発では十分すぎるレベルなので気にしなくていいですよ!

なお、大企業の場合は条件を満たすと有料になり、自己申告が必要です。

2.必要なパソコンのスペック

Dockerのインストール・使用で求められるスペックは低く、Windows10とWindows11であればほとんどのパソコンが使えます。

以下の表は、日本語学習者向けのサポートサイト「Windows に Docker Desktop をインストール」を参考に必要なスペックを作成しています。ダウンロードする前に目を通しておいてください。

OSの種類対応するエディション求められる条件
Windows10Home 21H1 以上仮想化を有効に設定
WSL2に対応
メモリが4GB以上
Homeは仮想化を有効に設定
Pro 21H1 以上
Enterprise 20H2 以上
Education 20H2 以上
Windows11Home 21H2 以上WSL2に対応
Homeは仮想化を有効に設定
Pro 21H2 以上
Enterprise 21H2 以上WSL2に対応
Education 21H2 以上

仮想化とは、パソコンにある使われていないリソース(メモリやハードディスク)を割り当てて、小さいパソコンを再現することです。

通常、WindowsパソコンではLinux OSを操作できませんが、仮想化を有効にして小型のパソコンを作り出せば利用できます。

WSL2は、Windows上でLinux(Windowsと別のOS)を動かすときに必要な仕組みです。

DockerはLinuxの中核部分(通称カーネル)を利用しているため、WSL2に対応していることが必須条件となっています。

WindowsシリーズではすでにWSL2が事実上の標準となっており、どのパソコンでもメモリは4GB以上あるため、使用条件は問題ないといえます。

DockerをWindowsに入れるための手順は大きく分けて7つあります。

以下が具体的な手順です。

  1. パソコンのスペック確認
  2. 仮想化環境の確認
  3. 公式サイトからダウンロード
  4. インストール
  5. 再起動後
  6. WSL2の更新
  7. 起動を確認

古いモデルのパソコンでは、WSL2の更新が必要になります。最もシンプルな方法を解説しているため、ぜひご活用ください。

1.パソコンのスペック確認

Dockerをインストールするパソコンのスペックを確認します。

タスクバーにある「Windowsアイコン」をクリックして出てきた「設定」を選択します。

表示された画面にあるシステムをクリックします。

詳細設定を選択してください。Windows11では「バージョン情報」をクリックすると閲覧できます。

プロセッサの部分を確認してメモします。ダウンロードするタイプを選択する際に必要です。

2.仮想化環境の確認

仮想化が有効になっているのか確認します。

画像はすべてWindows10による操作ですが、Windows11でも同様の手順で確認が可能です。

タスクバーの「Windowsアイコン」を右クリックします。

「タスクマネージャー(T)」をクリックしてください。

タスクマネージャー画面が表示されます。パソコンのリソース(CPUやハードディスク)がどの処理に割り当てられるのかわかる機能です。今回は上部のタブを切り替えます。

「パフォーマンス」タブに切り替えてください。

「仮想化:」の部分が有効になっていれば、Dockerを正常に起動できます。ダウンロード手順に進みましょう。

3.公式サイトからダウンロード

Dockerの公式サイトからダウンロードします。ブラウザで検索するか下のURLで移動します。

Docker Desktop: 開発者向けの#1コンテナ化ツール | Docker
D...

Google Chromeを立ち上げてください。

検索窓に「Docker」と入れます。

上画像にある部分をクリックします。

Dockerの公式サイトです。

「Docker Desktopをダウンロードする」にマウスカーソルを合わせると、下にソフトウェアのタイプが表示されます。

プロセッサがIntelかAMDなら「AMD64」です。それ以外のパソコンなら「ARM64」を選びます。

クリックするとダウンロードが始まります。ブラウザの右上の表示が変わったらダウンロードしている状態です。

クリックするとダウンロード状況と推定時間が表示されます。

ダウンロードが終了すると「.exe」が表示されて起動できます。上画像の「Docker Desktop installer.exe」部分をクリックして起動してください。

4.インストール

インストーラーを使ってDockerをインストールします。

上画像はデスクトップアイコンを作成するか問われている画面です。

チェックを入れた状態で「OK」をクリックします。

上画像はDockerのデータをインストールしている画面です。

WSL2に関係するデータもインストールされています。

時間は10~20分程度です。パソコンのスペックによって必要な時間は変わります。

インストールが完了したら再起動を促す画面が表示されます。「Close and restart」をクリックしてパソコンを再起動してください。

5.再起動後

再起動したら「Wi-Fi」をつなぎ直して進めます。

このメッセージは、Docker Desktopの利用規約と商用利用条件に関する案内です

「企業で使用する場合は従業員が250人を超える、または年間売上が1,000万米ドル以上であれば申告しライセンス料を支払う必要がある」と書かれています。

個人で利用する場合は関係ないため「Accept」をクリックして進めます。

上画像は、Dockerのアカウント(Docker Hub)にサインインするよう促す案内です。

学習・個人利用でDockerを使うなら、サインインしなくても十分に機能が使えます。

今回は「Skip」をクリックしてください。

古いパソコンの場合、画像のような画面が出てくる可能性があります。

これは、WSL(実際にはWSL2)が古いのでアップデートが必要と通知されている状態です。最新のWSL2に更新します。

6.WSL2の更新

WSL2を更新の状態に更新します。

パソコンのタスクバーにある検索窓から操作します。

検索窓に「PowerShell」と入力してください。小文字でもヒットします。

「管理者として実行する」をクリックします。

青い画面が立ち上がります。Windows11では黒い画面ですが、操作は同じです。

「PS C:\Windows\system32>」の右側にコードを入力していきます。

上画像のようにDockerの警告画面にある「Copy」をクリックしてください。

青い画面に戻り、上画像の位置に右クリックで貼り付けます。

キーボードの「Enterキー」を押してください。

更新プログラムがインストールされます。

上画面は順調にインストールが進んでいる状態です。

正常に処理が終わると「インストールされました」と表示されます。

wslがアップデートされたのか確認します。

以下のコードを貼り付けてください。

wsl --version

貼り付けたらキーボードの「Enter」を押します。

「WSL バージョン: 2.6.x.x」となっていたら成功です(2025年11月時点)。

「wsl –version」のコマンドで確認できるWSLのバージョンは、新しいほどエラーが出にくい特徴があります。

「Dockerのアイコン」をダブルクリックします。

7.起動を確認

Dockerが起動するか確認します。

パソコンのスペックが低い場合、初回の起動は時間がかかることがあります。

みずがめ
みずがめ

みずがめのパソコンでは20分近くかかりました。

ダブルクリックしたら気長に待ちましょう。

起動するとDockerのメイン画面が表示されます。

WSLの説明画面が表示されることもあります。WSLの画面はDockerの操作に関係ないため、閉じてください。

正常に起動すると、各項目が表示されます。

DockerをWindowsにインストールしたら、実際に操作してみましょう。

以下の5つは基本的な操作になります。

  1. PowerShellを通常起動する
  2. バージョンを確認する
  3. 簡単なコンテナを実行する
  4. 対話型を起動する
  5. サーバーを起動する

バージョン確認は、エラーや不具合が生じたとき最初にする操作のため、よく訓練しておいてください。

1.PowerShellを通常起動する

PowerShellを通常のモードで起動してコマンドを試します。

パソコンのタスクバーにある検索窓に「PowerShell」と入力してください。小文字でも検索できます。

今回は「開く」を選択します。

通常のPowerShell画面になり「PS C:¥Users¥○○○」と表示されます。

2.バージョンを確認する

PowerShellを起動したら、バージョンを確認してください。

上画像のようにバージョンを確認します。

以下のコードを貼り付けてください。

docker --version

「Docker version 28.5.1, build e○○○ab○」といった文字が表示されたら正常です(2025年11月時点)。

次にサーバー側の情報を表示させます。

docker info

情報がたくさん表示されます。Dockerのシステムが表示されていることだけ覚えておきましょう。

3.簡単なコンテナを実行する

シンプルですぐ起動できるコンテナを動かしましょう。

以下のコードを貼り付けて実行してください。

docker run --rm hello-world

「Hello from Docker!」と表示されたら成功です。コンテナを実行できました。

以下の流れで処理されています。

  1. Dockerがパソコンの中に 「hello-world 」イメージ(設計図)があるか確認
  2. ない場合はDocker Hubからインターネット経由でイメージをダウンロード
  3. ダウンロードしたイメージからコンテナを生成して実行
  4. コンテナは実行後に終了

hello-world」 は、実行してメッセージを出したら終了するコンテナです。

この動作を1行のコマンドで処理しています。

4.対話型を起動する

Dockerには対話型と呼ばれる機能があり、起動したコンテナの中に入って操作したい場合に活用します。

通常はPowerShellの操作で十分ですが、手動で調査したり、起動しているコンテナにパッケージを入れたりするときに使われます。

みずがめ
みずがめ

対話型は上級者向けなので、今すぐ理解できなくても大丈夫ですよ!

ここではお試しで対話型を起動します。

以下のコマンドを入力すると、対話型が起動します。

docker run -it --rm ubuntu bash

Docker Hubかパソコンから「ubuntu」というイメージをもとにコンテナを作り、中にあるbash(linuxのコマンド)を実行するというコードです。

分解すると以下のとおりになります。

コマンドコマンドの意味
docker runイメージからコンテナを作って実行する
-i入力を常時受け付ける
-tPowerShellを端末として扱う
–rm実行し終わったら削除する

「-i」と「-t」を合わせて「-it」と入力して、Linuxのコマンドを入力する端末としてPowerShellを扱うというコマンドにしています。

「root@○c○○○○○○○○e○:/#」と表示されます。#の場所にコマンドを打つことで操作可能です。

対話型は以下のコマンドでいつでも解除できます。

exit

5.サーバーを起動する

Dockerでサーバー(要求されたデータを返すシステム)を起動しましょう。

サーバーを起動します。

以下のコマンドを貼り付けて実行してみてください。

docker run -d --name mynginx -p 127.0.0.1:8080:80 nginx

コードの意味を解説すると以下のとおりになります。

コマンドコマンドの意味
docker runイメージからコンテナを作って実行する
-ddetached(デタッチ)
コンテナをバックグラウンドで実行
する
–name mynginx作成するコンテナに名前mynginxを付ける(指定しないとランダムな名前が付く)
-p 127.0.0.1:8080:80ポートフォワード(ポートマッピング)
パソコンの8080ポートをコンテナ内の 80 ポートに割り当てる
nginx使用するイメージ名。
ローカルに無ければ Docker Hub から nginx イメージを自動でダウンロードして使う

ポートマッピングとは、パソコンの入口番号8080に来た通信を、その中にあるコンテナの中で待っている番号 80 に渡すという意味です。

注意!

「docker run -d –name mynginx -p 8080:80 nginx」と書くと同じネットワーク内の他のPCからアクセスできてしまう可能性があります。

docker run -d --name mynginx -p 127.0.0.1:8080:80 nginx

と書いてください!

ブラウザでサーバーが動作しているか確認します。

Google Chromeで「http://localhost:8080」と入力してください。

「Welcome to nginx!」と表示されたら成功です。

次に起動中のコンテナログを確認してください。

docker logs mynginx

上画像のように記録が表示されます。

確認したらサーバーを止めます。以下のコマンドを入力して停止させてください。

docker stop mynginx

コマンドを入力したら、表示されていたページを更新します。

アクセスできなくなったら成功です。

立てたサーバーのコンテナを削除します。以下のコードを貼り付けて実行してください。

docker rm mynginx

Dockerはコマンドで操作するため、慣れるまで抵抗を感じますが、繰り返し操作することで覚えていきます。

本記事で取り上げたコマンドはすべて実践でよく使うものです。しっかり取り組んで理解を深めてください。

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